ダイヤモンドコートフライパンの特徴

ダイヤモンドコートは、驚きの4層構造をもっています

 

 

最近、テレビの通信販売でもすっかりおなじみになったダイヤモンドコートフライパンですが、キズがつきにくい、汚れにくい、焦げつきにくい、金属ヘラも使用できるといった利点は頭に入っても、なぜダイヤモンドコートだと従来にないつかいやすさが実現するのか、そもそもダイヤモンドコートとは何者かをご存じないひとびとも多いでしょう。

 

 

最初にダイヤモンドコートの仕組みから、説明していきましょう。1枚の金属に見えるダイヤモンドコートフライパンは、実は4層もの特殊素材から成り立っています。先端技術でナノ(超微粒子)レベルに加工したダイヤモンドの微粉末をフッ素樹脂に配合し高温で4層に焼きつける製法が、ダイヤモンドコーティング製法です。

 

 

トップ層、つまりフライパンの鍋肌面はダイヤモンド微粉末配合のフッ素樹脂。その下の第2層がセラミックコーティング、第3層がミドルフッ素樹脂、第4層がプライマーフッ素樹脂。

 

 

そしてガスの直火やIH(電磁)調理器の熱源に直接あたる鍋底がアルミ製の構造になっています。断面図を見ると、その精緻な設計は一目瞭然。1層1層はきわめて薄いにもかかわらず、それらがハイテクで融合されて驚異的につかいやすい夢のフライパン登場となったのです。